2009-01-01から1年間の記事一覧

年末のご挨拶

自宅のパソコンの調子が悪く、場合によっては初期化しなければならないかも知れず、そのため新年の挨拶に出遅れるかも知れません。 そこで、この場を借りて年末のご挨拶を申し上げます。 ブログで本年お世話になった皆さま、本年はお世話になりました。来年…

ハンス・ヨーナスのグノーシス論5

まさかハイデガーで年を越すことになるとは思わなかった。 ハンス・ヨーナス『生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)』第十一章「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」の「古代と近代における反ノモス主義」と題された節の後半でヨーナスはハイ…

ハンバーグ、ブロッコリのサラダ(人参ドレッシング和え)。 ブロッコリは実家の母からもらった。餅と大根ももらう。代わりにカレンダーと和菓子を献上。 今日は午前中に年越しの買い出しをすませる。デフレとか言っているが、物価が安くなった印象がない。

ハンス・ヨーナスのグノーシス論4

ハンス・ヨーナス『生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)』第十一章「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」、グノーシス主義の特徴を素描し終えたヨーナスは、いよいよハイデガーとの比較に取りかかる。

スープ(クリスマスの鶏モモの骨でダシを取って玉葱を足しただけ)、シメジとベーコンのスパゲッティ。

2009年・今年の10冊

今年は不景気のあおりで小遣いが乏しく、本の調達は古書店と図書館ばかりで、そんなに新刊書を読んでいない。小説をのぞけばせいぜい60冊程度である。だから客観的な基準があって言うわけでは当然ないのだが、これはと思う新刊に出会わなかったような気が…

クリスマスイブのごちそう。 クラムチャウダー(パンを器に)、オードブル(スーパーで買った出来合い)、鶏もも肉のソテー(ジャガイモ添え)、他にクリスマスケーキ。 ケーキ、高くなったなあ。

映画ゼロ年代ベストテン

washburnさん提唱の「映画ゼロ年代ベストテン」、滑り込みなるか。 http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20091108 1.ヨコハマメリー 2.墨攻 3.グエムル 漢江の怪物 4.壁男 5.パッチギ!LOVE&PEACE 6.V FOR VENDETTA 7.マルコヴィッ…

祝!〈倫理の現在形〉休載

この半月、目が回るほど忙しく、ささやかな読書日記をつける余裕もなかった。 こういう忙しい時に限って上方から不吉な報せがあるものだが、今回は違った。喜ばしいニュースが飛び込んできたのである。 Web評論誌『コーラ』9号が発刊された、それも、シリー…

ハンス・ヨーナスのグノーシス論3

なにぶん不勉強で、グノーシス主義についてはほとんど何も知らなかったものだから、ハンス・ヨーナス『生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)』第十一章「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」を読んで、へぇぇ、なるほどなあ、と思うことばか…

豚と大根の煮物(の大根だけ)、妻用ステーキ、ポテトサラダ(インゲン豆入り)。

ハンス・ヨーナスのグノーシス論2

ハンス・ヨーナス『生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)』第十一章「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」、もう読み終わっているのだけれども、忙しくてなかなか感想を書き留められないままでいます。ぼやいていても仕方がないので、少しず…

今週の「キングダム」

向ちゃん、やっぱりびっくりしちゃったねえ。そうかあ、あの二人の腐れ縁、知らなかったかあ。『史記』は読んでおいた方がいいよ。 それにしても楽しみにしていた呂不韋列伝編がこの程度とは。 脚本(マンガではネームっていうのかな?)がスカスカじゃん。…

豚肉と大根の煮物、大根葉の炒め物、ホウレン草とウィンナの炒め物。 大根は実家の母からもらったもの。豚角煮のレシピは義母から教わったもの。

ハンス・ヨーナスのグノーシス論1

さて、自らに課した謹慎もそろそろとくことにして、通勤電車での読書に戻ります。 何事も勉強である、と言っても2世紀頃のキリスト教の異端思想について雑学的知識をかき集めたところで、日々の暮らしに追われる呆け中年にとって何の得にもならないでしょう…

今週のキングダム

おいおい、もう趙高が出てきちゃったよ、早っ。 まあ、趙姫(大后)の縁者かという推測もあったくらいだから、おかしくはないけれど、後宮付きの宦官ではなくて中車令とかいう官位だったような記憶が…、いま手元に『史記』がないので帰ってから確かめます。 …

久しぶりに妻が作ってくれた。オムレツ(ミートソース)、焼きトマト。 美味。

中村雄二郎「西田幾多郎の場合〈ハイデガーとナチズム〉問題に思う」

先日書き付けた感想文http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20091122/1258893278について、最後の段落に事実誤認があり、追記によって訂正しました。コメント欄でid:kenkidoさんが「元の記事に記されたことを、根本的に改めるべくする程の意義は無いんじゃない…

今週の「キングダム」

予想的中! http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20091119/1258625367 政の母上も登場。 マンガでは、秦の後宮は呂氏陣営からも独立した第三勢力のように描かれているけれど、そうすると、呂不韋との関係はどうするんだろう。ロウアイ(変換が面倒)の登場も間…

カレーライス、トマトとセロリのサラダ、豆腐のみそ汁。

中村雄二郎の『悪霊』論2

中村雄二郎『悪の哲学ノート』を読んでから、ハンス・ヨーナス『生命の哲学』所収の「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」という論文を読んで驚いた。生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,細見和之,吉本陵出…

鶏肉のセロリ蒸し焼き、中華クラゲと水菜のサラダ、薩摩芋の味噌汁。

中村雄二郎の『悪霊』論1

先日、ハンス・ヨナスの講演録『哲学・世紀末における回顧と展望』を読んでみたのは、グノーシス主義というものについて気になったからだった。 それというのも、こんな事情があった。私の通勤電車読書生活にとって今年いちばんのイベントは、ドストエフスキ…

ピーマンと牛肉の炒め物(味付けは冷蔵庫で眠っていた焼き肉のタレだから中華にはならない)、水菜とトマトのサラダ、前日の豚しゃぶ風鍋の残り汁でラーメン(絶品)。

今週の「キングダム」

王賁に続いて、今週は蒙恬が登場。テンちゃんが急成長するわけじゃなかった。 けれども、蒙恬ってこんな奴だったっけ? いや、本人に会ったことはないのだけれど…。 このマンガの作者は、王翦、王賁を貴族と位置づけているようだが、確か『史記』では、蒙氏…

聖書が出典

久しぶりに新約聖書を読み返している。かつての「使徒行伝」が新共同訳では「使徒言行録」になっている。 「笛吹けど踊らず」(マタイ伝)も「目から鱗が落ちる」(使徒行伝)も、聖書が出典だと今さらのように気がついて驚いた。

ハンバーグ(舞茸ソテー添え)、ポタージュスープ、サラダ(ブロッコリ・ゆで卵・トマト) ハンバーグは塩を利かせすぎ、ポタージュスープは牛乳を入れすぎて味が薄くなった。どうもここのところ不手際が続く。

覚えておいてよ、ヨナス君

厄介な仕事が一区切りついたので、通勤電車での読書を再開。いきなり難しい本を読むと目が回るので、まずは肩慣らしに薄い本にした。哲学・世紀末における回顧と展望作者: ハンスヨナス,Hans Jonas,尾形敬次出版社/メーカー: 東信堂発売日: 1996/08メディア:…

おかゆ、ドイツ鍋(フランクフルトソーセージ・キャベツ・玉葱・セロリ)。 頑健なはずの妻だが、ついに風邪で寝込んだ。昼過ぎには早退し、自宅で寝ていたが咳が止まらない。食欲もないらしく、買ってきたケーキにも手をつけない。 インフルかも知れないが…

最近来たメール

書道の先生からこんなメールが来ました。 全略 山田里見 なんとも大胆な略し方だこと。 大好きだったテレビドラマ「TRICK」のメールマガジン。また、新作が放映されるのでしょうか。主役をはった仲間由紀恵は、今は雑誌記者役で頑張っているけれども、…