2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年・今年の10冊

もう一年経ったのか?と戸惑うような年の瀬である。 2012年に刊行された書籍のうち、自分で読んで感銘を受けたものをあげる。 ただし、今日が大晦日だということはわかっているのだが、なんだか一年の終わりという気がしないので、感想は簡単にする。1.鎮魂…

おでん、大根サラダ。

クリスマスの御馳走

妻が台所を占拠してから間もなく三時間がたとうとしている。 今年はケーキが先にできあがった。 満腹になりました。

藤田省三『精神史的考察』メモ「或る喪失の経験」二

さて、藤田省三「或る喪失の経験」、ようやく第二節だ。 この節は簡単にすませたい。というのも、少し先回りしておけば第三節で藤田自身が次のように整理しているからだ。 成年式についての話がついつい如何にも体系的な説明のようなものになってしまったの…

麻婆豆腐、餃子、トマトのサラダ、大根の味噌汁。 妻は、電気炊飯器でケーキを作ろうとして悪戦苦闘していた。うちの電気釜では熱が弱いようで、三回目に何とかかたちになった。 毎年、クリスマスの御馳走は妻が作ってくれるのが恒例になっているので、今夜…

憂国の恐怖映画

17日未明に開票速報が公開されたが、事前に予想された通りとはいえ、なんともガッカリ感が強くて、すぐには感想も言えなかった。 覚悟の上とはいえ、国産に絞った私の投票行動はまったくの死票となった。 http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20121117/1353130…

妻にステーキ、コーンスープ、ホウレン草のお浸し。 肉は特売のさらに半額だということは妻には内緒。

Web評論誌『コーラ』18号に寄稿しました

昨日は赤穂浪士討ち入りの日。ゆかりの深川や赤穂では記念行事が行われたとか。 さて、黒猫編集長の温情で今回もWeb評論誌『コーラ』に寄稿させていただきました。 季節柄、とりあげるなら忠臣蔵だろうと思って頑張ったのですが、ちょっと尻切れトンボで、岡…

妻には肉野菜いため、カブの味噌汁、サラダ。 昨日は、仕事の打ち合わせでお会いした方が痛風の発作を起こして、居合わせた関係者一同で近所の病院にお連れするという劇的な展開になった。 よほど我慢強い人なのか、はたまた痛みの兆候に鈍感なのか、なぜこ…

ニーメラーの警句

ニーメラーの警句として知られる文章がある。先日、またこの警句を思い出させるような事件があった。丸山真男「現代における人間と政治」(『現代政治の思想と行動』所収)から孫引きする。 「ナチが共産主義者を襲ったとき、自分はやや不安になつた。けれど…

鍋焼きうどん(前日の鍋の残り汁にうどん投入)。痛風の兆候が出たので用心。

藤田省三『精神史的考察』メモ「或る喪失の経験」一続

先日の日記で、藤田省三のエッセイ「或る喪失の経験」でふれられているロダーリ『ファンタジーの文法』の「なぞなぞの構造」から「なぞなぞはどうして子どもたちにかくも人気があるのだろうか。確かなことは言えないが、かれらの現実克服の経験を集約的に描…

仕事で帰りが遅くなったので、牛丼ですませた。 ここのところ、なんとか無事に年を越したくて一所懸命に働いている。 一昨日は、最初の勤め先の上司のお通夜。たいへんお世話になった方だったので、生前にご挨拶しておかなかったことが悔やまれる。 寒くて風…

一寸法師

また変な夢を見た。 珍しい写本があるというので見せてもらう。写本という話だったが、現物は手書きではなく版本で、これならだいたい読めると思って目を通す。内容は一寸法師の異伝のようだ。 昔々ある夫婦に男の子が生まれた。男の子は産まれてすぐに言葉…

皿うどん、味噌汁。

藤田省三『精神史的考察』メモ「或る喪失の経験」一

藤田省三『精神史的考察 (平凡社ライブラリー)』の巻頭に掲載されているエッセイ「或る喪失の経験」は、「路地で子供の隠れん坊遊びを見掛けなくなってから既に時久しい」という印象的な文章で書き出され(はじめに)、隠れん坊遊びの意味を問うていく(一)…

鶏肉のセロリ蒸し(ズッキーニとエリンギ添え)、リンゴとレタスのサラダ(セロリドレッシング)、パテ。 決算を終えた妻が、買い置きの赤ワインを飲みたいからそれに合う洋食をとリクエストしたので、ささやかな贅沢。といっても材料費はいつもの予算の範囲…