2015-01-01から1年間の記事一覧

例年通り、すき焼きと年越し蕎麦。 怠け者の私にしては去年はずいぶん働いたつもりだったが、その割に成果が乏しく、くたびれもうけの一年だった。 おまけに皮膚線維肉腫という思いもよらぬ珍病が見つかって、二回の手術とついでに入院まで余儀なくされた。…

候補者

年末にちょっとがっかりなニュースが入ってきた。知人が選挙に出るらしい。 やめた方がいいのにと思う。悪口は書きたくないので匿名にするが、政治家に向いていない。 知人は善意の人である。パワーも行動力も人一倍ある。ときどき勢い余って脱線することも…

クリスマスのごちそう

仕事が立て込んでいて、ちょっと遅れたが、クリスマスのごちそう。 今年も妻が作ってくれた。 海老ソースとバターライス、定番の鶏肉とジャガイモ、サラダ(オリーブの実・大根・生ハム・リンゴ)、トマトとチーズ。 今年はケーキ作りはあきらめてくれたが、…

不当判決と、 Web評論誌『コーラ』27号刊行

負けるにしても、「現行民法は違憲とまではいえない」程度ならともかく、現行民法の正統性を積極的に肯定する判決だった。戦後最悪の保守政権下であるから、多様性を求める人々にとって期待のできる判決が出るとまでは思っていなかったが、ここまでひどいと…

白菜と豚肉の鍋。今夜はこの残りにうどんを入れる。

神と神々

特に書くこともないが、変な夢を見たので記録しておく。 どこか、ショッピングセンターのようなところ。がらんとしていてゾンビでもでてきそう。 仕事でお世話になった某先生と話している。 なんの話だったか、とにかく、なにか、宗教関係の話題だったのか、…

きりたんぽ鍋。今夜はその残り。

お気に入りの心霊スポット

幽霊が出るとの噂のあるところは都内にいくつもある。 この夏、私が入院していた有名大学病院(お世話になったので名前は伏せる)にも出るのだそうだ。 深夜、病床の見回りに来たついでに話しこんでいった看護師さんが「ここも出るんです」と教えてくれた。…

鍋、名前は特にない。昆布と干し椎茸でだしをとり、鶏肉、豚肉、豆腐、白菜、大根葉を入れて、醤油で味付け。今日はこの残りにうどんを入れる。

11.3読書会:高橋哲哉『沖縄の米軍基地――「県外移設」を考える』を読む

著者を招いて議論します。10月31日で受付を締切りました。 広坂が受付係を担当している読書会のご案内です。 11.3市民哲学研究会(仮称) 読書会のご案内 高橋哲哉『沖縄の米軍基地――「県外移設」を考える』を読むこう着状態の続く沖縄の基地問題、『沖…

琉球トラウマナイト

11/3の読書会のテーマは、去年に引き続き沖縄になった。 沖縄のことはよく知らないので、自分の関心に近いところから迫っていくほかない。 私の関心の中心はもっぱら怪談である。 そこで、琉球ホラーと銘打った怪奇映画を借りて来た。 読書会のテーマである…

久しぶりにカレーライス。妻のビールのつまみにと思って、アナゴ寿司を買ったら好評。

犬鳴村はここですか?

「犬鳴村」という都市伝説がある。 九州は福岡県、犬鳴峠付近の山中に地図に載っていない集落がある。その村は外部との交渉を断ち、迷い込んだ他所者は殺されるのだそうだ。あるいは一度入ると出て来れないとか、入り口で引き返した者にも祟りがあったとかい…

妻がイカすみパスタを作ってくれた。他にトマトスープとサラダ。 たいへん美味しかったが、イカがかたくて噛むのに骨が折れた。 明日はプチ出張。

水中書店

最近、三鷹駅北口の裏手に新しく古書店が店開きしていたのを知った。 三鷹駅界隈は、かつては何軒もあった古本屋の撤収・閉店があいついで、一時期古本屋空白地帯になっていたのだが、去年店を構えたばかりだというこの店のおかげで読書の楽しみが増えた。 …

バジルクリームのパスタ、ジャガイモのスープ、冷しゃぶサラダ。 パスタとスープは妻が作ってくれた。 ネタは貰いもののバジル風味明太子、どうやって食べたものか思いあぐねて封を切らずにおいていたのだが、妻はこれをクリームと合わせてパスタに和えた。…

Web評論誌『コーラ』26号

Web評論誌『コーラ』に寄稿しました。 岡田有生氏とはじめた<前近代を再発掘する>は、執筆中に私が再手術を余儀なくされたため、話のマクラだけ書いて、あとは岡田氏に丸投げしてしまいました。 私の前置きは読み飛ばして、本論である岡田氏の骨太の議論を…

肉野菜いため、クラゲと胡瓜和えもの、冷や奴。

黒博物館の新作

『黒博物館ゴーストアンドレディ』(上・下)を読んだ。 期待にたがわずたいへん面白かった。 幽霊が主人公なのはもちろん、大好きなシェイクスピアのセリフが頻繁に引かれるのも気分がよい。 それにしても、ナイチンゲール女史って偉い人だったんだな、と作…

鰆の干物、イカ明太、肉じゃが、大根おろし、味噌汁。 まだ傷がふさがっていないので、妻が作ってくれた。 痛いことはないのだが、胸にパックリと傷口が開いたままというのは、心理的にかなりストレス。もちろん、右腕を大きく動かせないので、日常の動作に…

馬場文耕『皿屋舗辨疑録』について二

前回に続き『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸』の没原稿公開。 丑御前 この物語の舞台となる青山主膳の屋敷は、武家屋敷がずらりと並んだ五番町の一角にあったという設定である。文耕はその土地にまつわる因縁話を語りだす。 時代は「家光将軍の御代(みよ)」とい…

昨日は妻がお寿司が食べたいと言い出して、ご飯を酢飯にした。五目寿司みたいなものにすればよいかと思って用意を始めたら、寿司飯であればよいという。しかも魚介類ではなくて肉が食べたいと。そこで、寿司飯に薄焼き卵の細切りとアボガドの薄切りを乗っけ…

馬場文耕『皿屋舗辨疑録』について

退院を急いだのにはわけがあって、寄稿した『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸(江戸怪談を読む)』の刊行記念イベント(東雅夫氏いわく皿屋敷大会)が7月30日に催されるからでもあった。 http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=8653 7月30日御用とお急ぎのない…

怪物の口

入院費は手術代込みで、61760円。 傷口も順調で、半分抜糸してもらった。 自宅で、自分で包帯を交換するようになって、はじめて傷口を見た。 同病の先輩も書いているが、我が身体ながらグロい。 http://dfsp.exblog.jp/8591325/ 「ぽろぽろ涙がでてきました…

カレーライス、冷や奴、ニンジンとトマトのサラダ。 引き続き妻が用意してくれた。 病院で出なかったものをリクエストしたところ、野菜たっぷりのカレーを作ってくれた。

病院暮らし

ご心配をおかけしましたが日曜日に退院してきました。 一週間の病院暮らしはそこそこ快適でした。 世間は梅雨明けしたとたんの猛暑に見舞われているなか、冷暖房完備の部屋でぬくぬく寝ていたのだから文句を言ったら罰が当たります。 病院食も町の定食屋さん…

とんかつ、キャベツ、味噌汁、スイカ。 私は退院して来たばかりで、まだ右腕を自由に動かせないので、妻が用意してくれた。 なんでも好きなものを作ってあげるよ、と言ってくれたので、病院で出なかったものといえばトンカツかなと答えたら、和幸のとんかつ…

少し早い夏休み

妻がある武術の全国大会で三位入賞の快挙! 私の妻は日本で三番目に強い。私にとってはいちばん強い。 私は明日、手術なので先に帰って一人でノンアルコールビールで祝杯をあげているところ。 そろそろシャワーを浴びて病院に戻らなければ。 というわけで、…

オムライス、妻用の焼き肉、キュウリと山芋の和え物、冷奴。

続・落語の皿屋敷

昨日の日記に『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸(江戸怪談を読む)』の没原稿を掲載した。↓ http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20150708/1436327651 今日のもその続き、つまり没原稿である。 加藤左馬介嘉明の逸話 ところで、秘蔵の皿十枚のうち一枚を割ってしま…