2017-01-01から1年間の記事一覧

今年の三冊

今年読んだ新刊書のなかで文句なしに面白かったものを三冊、順不同で挙げておく。 ・藤田孝典『貧困クライシス』(毎日新聞出版)貧困クライシス 国民総「最底辺」社会作者: 藤田孝典出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2017/03/01メディア: 単行本この商…

年賀欠礼

ネットでのお付き合いの方々にはこの場を借りてご挨拶申し上げます。 喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 父が87歳で永眠いたしました ここに本年中のご厚情を厚く御礼申し上げます 明年も倍旧のご交誼をお願い申し上げます

前日の鍋の残りでおじや。 頑健な妻が、ついに風邪で寝込んだ。 今年は無理に無理を重ねた一年だった。

Web評論誌『コーラ』33号のご案内

駄文を寄稿させていただいているWeb評論誌『コーラ』33号が発刊された。 私の〈心霊現象の解釈学〉は、今夏亡くなった中村雄二郎氏の追悼を兼ねて書き始めたのだが、書いているうちになんだか批判がましいものになってしまって困った。 故・中村雄二郎氏とは…

前日の水炊き風鍋の残りにラーメン麺。他に肉野菜炒め。

近況

昨日の朝、老母に電話したらもう起きていて、「お父さんが起こしてくれたの。オーイと呼ぶ声がしたの」という。父は七月に死んだ。 これを夫に先立たれた老婆の幻聴というはたやすいが、私は「よかったね。お父さんが起こしてくれたんだね」と応えた。 こう…

帰りに小雨に降られたのでまた鍋。土鍋に冷蔵庫の残り物を放りこんでキムチ鍋の素で味付け。これ便利だなあ。鍋の味付けに迷った時は、最近は味噌かキムチ鍋の素に頼ることが多い。

老母と

昨日は、院内感染の疑われた老母を連れて病院へ。検査結果について連絡がないので、入院中の御礼言上かたがた入院していた病棟のナースステーションにおじゃまして、その後どうなったか教えてほしいとお願いする。 退院から三週間近く経って連絡がないのは、…

前夜の鍋の残りにラーメン麺投入。

院内感染?

認知症で入院していた父が肺炎にかかり、半年間の闘病の末にこの七月に亡くなった。 ささやかな葬儀をなんとかすますこともできて、ホッと一息ついたのもつかの間、今度は老母が倒れて入院。リハビリも順調にすませていよいよ明日は退院、これで昨年の十一月…

カレー(前日のスープの残りにカレールー投入)、白菜と豆腐の鍋(鶏手羽と椎茸で出汁)。

キカイダー REBOOT

レンタルDVDで視聴。SF映画というよりアクション映画だった。劇場版「キカイダー REBOOT」オリジナルサウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > キッズ・ファミリー > キッズ > 特撮・ヒーローショップ: 楽天ブ…

カブとレンズ豆のトマトスープ、スパゲッティ・ミートソース、ベーコンと蕪の葉の炒め物。 私は台風に備えて実家の戸締りと、入院中の母の見舞い(着替えの交換)のため帰りが遅くなったので、妻が作ってくれた。

中村雄二郎氏死去

新聞によれば、哲学者の中村雄二郎氏が亡くなったそうだ。 今朝の新聞の記事は簡単なものだったから、いちいち抜き書きはしない。やがて詳細な追悼記事が出るだろう。 私が中村雄二郎氏の著作を読むようになったのは、高校生の頃、中公新書から出ていた『哲…

回鍋肉風炒め物、オクラベーコン、胡瓜とわさび漬けの和え物。 野菜の値段が上がって困る。

Web評論誌『コーラ』32号のご案内

駄文を寄稿させていただいているWeb評論誌『コーラ』32号が発刊された。 私の〈心霊現象の解釈学〉は、ここのところ旧稿のつぎはぎが続いていたので、今度こそ旧著『怪談の解釈学』で踏み込めなかった領域へと議論を進めようと、岡本綺堂「父の怪談」を題…

餃子、牛肉とピーマンの炒め物、ニンジンサラダ。

ピンチの夏

父が亡くなって一カ月。あとは納骨までにいろいろな手続きを終えればよいだけのはずだったが、なんと、老母が倒れた。 毎朝、定期的にする電話に出ないので心配になり、実家に向かったが、私の自宅から母の暮らす団地までは90分ほどかかる。いやな予感がした…

インスタントのカレーラーメン、紅ショウガご飯。

13日に87歳で亡くなった父の夢を見た。 認知症で入院していた父の病室にいると、母と父が見舞いにやってくる。 父はまだステッキをついて歩いていた頃の、機嫌のよさそうな顔で、母と二人で並んで腰をかけている。見舞いに来た父は、自分が病気なのではなく…

豚肉のみそ焼き、刺身こんにゃく、惣菜で買ったイカのリング揚げ。

内容はほとんど忘れた。ただ老親の世話に忙しくて、あーあ、たまには弟がやってくれてもいいのに、と思ったところで目を覚ました。 弟と言えば、去年の秋、まだ私が父につきそって実家の近所の大学病院に通院させていた頃、帰宅してから父が私の顔をまじまじ…

歩行器につかまらないと歩けない老母をつれて、やっとの思いで見舞いに行くと、つい三日前、やがて眠るように息を引き取るはずと医師に言われた老父は五回目の奇跡の復活を遂げており、勝手に検査器具を外して自慢げな表情を浮かべたり、看護婦さんに愛想笑…

よしながふみ『大奥』の13巻と14巻

老人を二人抱えて、仕事もしなければ立ち行かないうえ、(比喩ではなく)胃が痛いので、難しい本は読めない。書店に立ち寄って手にしたのは、よしながふみ『大奥』の13巻と14巻。将軍・家定と篤姫のストーリー。これを寝る前に繰り返し読んでいる。 ところで…

実家の老母に中華丼を作って食べさせる。母が中華料理を喜ぶのはなぜだろう?秋田の山村に生まれ育った母にとって、洋食にはマナーが煩わしい印象があるのかもしれない。その点、中華料理は箸とスプーンで気楽に食べられる御馳走なのかもしれない。 母の調子…

怪獣映画と時代劇

なんとか危篤状態を脱したらしい?(主治医はまだ厳重警戒だが)老父の見舞いと、老母の世話のあいまに仕事をしている有様で、毎日くたくた。ストレス解消のために、妻の留守のすきをついて大好きなホラー映画と時代劇をレンタルDVDで視聴。 貞子vs伽耶子 ゴ…

実家の老母に皿うどんを作って食べさせる。母曰く、二十年くらい前このかた焼きそばが食べたくて近所のスーパーを何軒も見て回ったけれど、かた焼きそばは売っていたけれど、上にかけるあんを作るのがたいへんで作れなかったとのこと。 他に、一昨日が私の誕…

時ならぬ休日

昨日午後から、頭痛と腹痛でデスクワークもできないありさまとなった。 頭痛薬を飲んでもおさまらず、そのくせ横になるといびきを書いて寝入ってしまう。 妻が心配してくれて、今日一日休んでいるようにと言ってくれた。 幸い、入院中の老父については病院の…

鍋(スーパーで半額になっていた寄せ鍋のスープに冷蔵庫の残り物を投入)。 この季節に鍋?と思われるかもしれないが、体調不良となり、消化によいものが食べたくなった。

Web評論誌『コーラ』31号のご案内

先週、入院中の私の老父が三度目の危篤に陥った。主治医は今度こそだめだろうと脅す。加えて日曜には妻の父が急逝したとの報せが。 虫の知らせなんてなかった。しかも、本業の納期と重なった。緊急事態の連続に私ども夫婦は右往左往する羽目に。 看病のあい…