13日に87歳で亡くなった父の夢を見た。
認知症で入院していた父の病室にいると、母と父が見舞いにやってくる。
父はまだステッキをついて歩いていた頃の、機嫌のよさそうな顔で、母と二人で並んで腰をかけている。見舞いに来た父は、自分が病気なのではなく、誰かの見舞いに来たというような風ですました顔でいる。
なんだか変な気がしたが、ベッドに寝ている方の父が目を覚まし、ワアワア言い出す。母がベッドに近寄り、「お父さん、お父さん、どうしたの」となだめるが、父はますます激昂し、何を言っているのかわからないが、手を振り回して何かひどいことをわめいている。
危ないので母の肩を抱いて下がらせ、「お父さんはもう前のお父さんじゃないんだよ、いいかげんにわかりなよ」と言い聞かせながら、あれ?後ろの椅子にすまして座っている父はなんだろうと思ったところで目を覚ました。