2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年のクリスマスイブ

妻が台所を占拠してから一時間がたった。 「火を点けなきゃ」という声が聞こえてきた。 そうか、これから煮炊きにとりかかるのか。 どういう理由か知らないが、妻は毎年、クリスマスの御馳走をつくりたがる。 時間も費用もかかるので、出来合いの総菜でいい…

回鍋肉風肉野菜炒め(羊肉は使わない)、大根と豆腐の味噌汁、明太子(頂きもの美味)。

Web評論誌『コーラ』24号

諸般の事情から、どうしても公にしておきたい文章があったので、黒猫房主さまに泣きついてWeb評論誌『コーラ』24号に掲載してもらった。宮田登氏の妖怪学のある側面についての一考察である。 ちなみに、ヘーゲルよりエンゲルスの方がよいという書き出しか…

鍋焼きうどん(前日の鍋の残りにうどんを投入したものをそう呼ぶ)、肉野菜炒め。

トリック新作スペシャル3

テレビドラマとして放映されたもののようだが、DVDで視聴。 横溝正史『犬神家の一族』のパロディを楽しんだ。 レギュラーメンバーのほか、ゲストの国生さゆり、藤田朋子、飯島直子、上条恒彦の怪演が見もの。 藤崎千佳子役の朝倉あきが熱演。初めて観た女優…

羊を食べてはいけない

年賀状用の画像を撮りに、千葉県のマザー牧場に行って、羊まみれになってきた。 イベント「羊の大行進」を待つ間、いかついおっさんや兄ちゃんたちのグループから「ジンギスカンを楽しみに来たけれど、(羊の)顔を見たら食べられなくなっちゃうよ」と、かわ…

時代劇的想像力

渡辺京二『維新の夢 渡辺京二コレクション[1] 史論 (ちくま学芸文庫)』に「徳川システムは根本的な改革を必要とする時機にさしかかってはいたが、十九世紀中葉においては社会は変革前夜の緊迫した様相を決して呈していなかった」(「カオスとしての維新」)…

予定通りハンバーグのトマトシチュー煮込み。 とても美味しかった。 もう12月だよ。一年経つのが早いなあ。

簡単パングラタン

簡単パングラタン。最近、何かのはずみで作った時に妻が喜んでくれたものだから、お気に入りでこの頃よく作っている。もっとも妻はあきてきたらしい。 「この味がいいねと君が言ったから…」 「毎日じゃ飽きるでしょ、そんなこともわかんないの」 …うるさい。…

明治維新のイメージ

明治国家をデザインした思想というものがあったのだろうか。 例えば、イギリスにおけるロック、フランスにおけるルソー、ドイツにおけるフィヒテのような、政変に先立って、実現すべき国家体制を予言者的に提唱した思想家が思い当たらない。 水戸学、陽明学…

鶏鍋(鶏肉、白菜、豆腐、長ネギ、干し椎茸と昆布で出汁をとって醤油味)、具をつまんだ後、前日に外食したため残っていたご飯を入れて雑炊。

筒井哲也「有害都市」

「ヤングジャンプ」誌の今週号に掲載されていた読み切り作品。 新人漫画家がホラーストーリーの企画を持ち込んで連載が決まるが、その後に現実に起きた犯罪事件を連想させる(かもしれない)ということが問題視されて描き直しを余儀なくされる。世間体を気に…

今朝見た夢。 風呂屋か蕎麦屋の二階のような座敷。 何人かで小鍋をつつきながら酒を飲んでいる。そこにもう一人やってきて、死んだはずの級友が実は生きているのを知っているか、と言う。 驚くが、心のどこかで「やっぱり」とも思う。 目が覚めたあとも、彼…

急な仕事で遅くなり、前日のキムチ鍋の残りにラーメンを入れて食べた。 今夜は、関西に住む姪っ子が東京出張の帰りに顔を見せてくれたので、新宿中村屋でカレーをご馳走した。 もともと美少女だったが、社会人になってすっかり美人になった姪っ子から恋ばな…

「四谷怪談」を読む(二十八)産女の怪

柴咲コウの『喰女-クイメ-』(三池崇史監督)、風邪をひいたり、老親の世話があったり、仕事に追われたりして、とうとう観に行けなかった。今から思えば封切直後がいちばんのチャンスだったのに、もう少しして映画館がすいてから行こうと横着を決め込んだの…

キムチ鍋、今夜は鍋の残りにうどんを入れたが、食べ過ぎた。

澁澤龍彦「人形愛あるいはデカルト・コンプレックス」

デカルトが愛娘フランシーヌに似せた人形を持ち歩いていたという伝説について、以前に書き飛ばした記事を読まれる方も多いようなので、ここに補足しておく。 http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20110524/1306228790 「フランシーヌ人形」と題した上記の文で…

肉野菜いため、胡瓜とレタスのサラダ、豆腐の味噌汁。 風邪が長引いたためスケジュールが狂ってしまい、その遅れを取り戻すためにせっせと働いている。久しぶりの外回りで少々グロッキー気味。 仕事で八王子に出かけた折、八王子ラーメンというものをはじめ…

沖縄怪談「チーアンマー」

沖縄怪談がわからんわからんと言っているが、なにも崎原恒新『琉球の死後の世界』(むぎ社)が説明不足でよろしくないと言いたいわけではないのである。 そもそも『琉球の死後の世界』は、沖縄生まれで長く沖縄県内の教職や教育関係の公職を歴任してきた著者…

肉野菜いため、揚げ春巻き、トマトとレタスのサラダ。 ひどい風邪を引いて寝込んでしまった。

沖縄怪談「耳切坊主」

崎原恒新『琉球の死後の世界―沖縄その不思議な世界』(むぎ社)によれば、「逆立ち幽霊」の他に「耳切坊主」というのが沖縄では有名な怪談であるらしい。 なぜ沖縄怪談を読んでいるかというと、先日、ご案内した読書会のテーマが沖縄だからである。 読書会の…

栗ご飯、豆腐の味噌汁、肉野菜炒め、焼き茄子。

沖縄怪談「逆立ち幽霊」

沖縄の怪談は難しい。 先日、ご案内した読書会のテーマは沖縄である。 ところが、私は沖縄には縁がない。行ったこともなければ知り合いもいない(あっ、一人だけいた。が、めったに会わない)。 読書会のテーマは「琉球共和社会憲法C私(試)案」ということ…

カレーライス。

10.13読書会・高橋哲哉と「琉球共和社会憲法C私(試)案」を読む

以下、私が受付係をお引き受けしている読書会のご案内です。 市民哲学研究会(仮称) 読書会のご案内 川満信一「琉球共和社会憲法C私(試)案」を読む80年代に書かれ、沖縄独立論との関係でいま再び議論の俎上に上がるこの私案を、憲法、国家、平和や生命を…

餃子、豆腐の味噌汁、お新香、冷奴。 私が支えると老父が全体重を預けてくる。あれはぜったいに甘えだと思う。おかげで背中から腰の筋肉痛がたえない。

ホラー二本

昨夜は妻の居ぬ間にホラー映画をDVDで視聴。 本当は、新作『喰女』を観に行くつもりだったのだが、週末に大ピンチを乗り切ってものすごく疲れたので、池袋や新宿に出かける気がしない。 レンタルショップでガサガサっと借りてきた。 悪霊病棟 テレビの連続ド…

妻が帰省中なので、スーパーで買った半額弁当。

Web評論誌『コーラ』23号のご案内

拙稿を掲載していただいたWeb評論誌『コーラ』23号が刊行されましたのでご案内いたします。 私の駄文は昨年、尻切れトンボになってしまったベルクソンの心霊学論の続きを半ば強引にまとめたものです。 ■■■Web評論誌『コーラ』23号のご案内■■■ ★サイトの…

怪談づくしの夏休み

公私ともに忙しい毎日だが、パンクしそうな私を見かねた妻の温情で昨日と一昨日、怪談会づくしの夏休みをとらせてもらった。 「累の會」 一昨日は静岡市で開催された 第3回 「累の會」にでかけた。 第一回の時は、お手伝いした『死霊解脱物語聞書』の出版記…