朝日新聞をとるのをやめようか

今日は一日、寝たり起きたりしながら、DVDで「攻殻機動隊」の笑い男事件総集編を見たりして過ごしていたのだが、先ほど出かけていた妻が東京新聞を買って帰ってきた。見せてもらうと、2面に教育基本法の審議日程が報じられており、27面には藤本由香里氏による教育基本法第五条(男女共学)が削除されることについて「男女は違うのだから別の教育を受けて当たり前、と男女をことさらに区別した教育を展開させる誘因になりかねない」という懸念を表明したコラムが掲載されていた。
ひるがえってみれば、我が祖父の代から律義にとり続けている朝日新聞はどうか。今日の紙面を見ても政府の提灯記事ばかりである。教育基本法のキの字も見あたらない。
一部の人たちによると朝日新聞は左翼的論調なのだそうだが、私には全然そうは思えない。私は右だの左だのというのは不毛な議論なので嫌いだが、左翼というのをその語源に照らして、現政府に対する批判的立場とするならば、もし新聞が社会の木鐸たらんとするのであれば、すべからく現政権に対しては辛口であるべきだ。別の立場からとはいえ読売も政権には辛口であり、東京や毎日は明確に批判的である。それらに比べて朝日新聞のどこが批判的なのかまったく理解に苦しむ。
妻と私はそのことをしみじみと話し合った末、朝日をとるのをやめようか、という気持ちに傾きつつある。

署名パンク

noharaさんからご注意いただいた教育基本法改正反対の署名、またパンクしたらしい。
4400人を越えたところのよう。