予定

今月刊行予定の新刊リストをながめる。

講談社現代新書
 学校は誰のものか
 学習者主権をめざして ■ 戸田忠雄 講談社 新書判 税込価格:777円 07.9.20

ちくま新書
 解離性障害
 「うしろに誰かいる」の精神病理 ■ 柴山雅俊著 筑摩書房 新書判 224頁 税込価格:735円 07.9.5 9784480063830

この2冊はたぶん読むだろう。新書だし。

それ以上に早く読みたいのが次の2冊。

● 残響の中国哲学
 言語と政治 ■ 中島隆博 東京大学出版会 A5判 288頁 税込価格:5040円(本体:4800円)07.9下旬 978-4-13-010104-2
 言語はいかなる政治と倫理を開くのか。荘子朱熹魯迅などの中国哲学、さらにアーレントレヴィナスといった西洋哲学を縦横に辿りながら、言語をめぐる問題を示し、その意義と限界を考察。2つの系統の哲学を交差させて、「語ること」「聞くこと」について新たに思考する。気鋭の著者による渾身の第1作。

● 歴史哲学についての異端的論考 ■ ヤン・パトチカ著/石川達夫訳 みすず書房 四六判 280頁 定価 3,780円(本体3,600円)07.9.18 978-4-622-07326-0

パトチカの本はデリダ『死を与える』の前半で話題にされているので気になっていた。