店仕舞

自宅近所の大型古書店が今月いっぱいで店仕舞をするということで、全品三割引のバーゲンをやっていた。
とりあえず次の二点を衝動買い。
ライヒファシズムの大衆心理』上下巻揃。
岩波文庫版『碧厳録』上中下揃。
他に西田幾多郎全集が特売になっていたが、置き場所もないのでやめる。
私は古書店に入ると滞在時間が長く、そのためか万引きや瀬取りと間違えられて不愉快な思いをしたこともあったが、歴史や宗教に強い店で便利にしていたのから、閉店は残念。
その他に、新刊書店でオーウェル『一九八四年』の新訳が出ていたのでこれも買う。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

正直言って旧版は読み辛く、通読したことがなかった。新訳には附録にトマス・ピンチョンの解説があるのも魅力。今夏、読めなかったら、もう訳のせいにはできないな。