早稲田の古本市で

先週末、職場近くの早稲田大学で古本市があった。
市川白玄『禅と現代思想徳間書店
レーヴィットヘーゲルマルクスキェルケゴール未来社
ヤスパース・リクール他『キェルケゴールと悪』東方書店
梶山雄一『般若経』中公文庫
ヘーゲル『政治論文集』岩波文庫
イプセン『野鴨』、『幽霊』同上
いちばんの掘り出し物は白玄老師の書物。全集は目の玉が飛び出るほどのお値段。
イプセンは、アドルノ先生が『道徳哲学講義』で薦めているのを読んで。
梶山『般若経』は学生時代に中公新書で読んでいたはずだが、関心の重点が変わった今読むと大乗仏教の成立について勉強になった。
レーヴィットヤスパースにもそれを期待しているがまだ読み直していない。しかし、新刊を追いかけるよりは有益な予感がした。