読売もダメになった

朝日新聞の堕落ぶりについてはもはや言うことはないが、ひそかに未練を持っていた読売もダメになったようだ。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070530ig90.htm

 年金記録漏れは、国民にとって切実な問題だ。だが、選挙の争点になじむだろうか。国民が抱いている年金不安を和らげていくため、自民、民主の両党が一致して問題解決に取り組むことが、政治の責任であろう。

 党首討論は本来、国家の基本問題を論じる場だ。

 与野党とも政治決戦と位置づける参院選が迫っている。両党首は、年金問題だけでなく、憲法や安全保障政策などをめぐって堂々と所信を述べ、政策の違いを明確にしていくべきだ。

バカか。社会保障制度への信頼が崩れたのだ。これを「国家の基本問題」と言わずして何をほざくか。
バカの一つ覚えのように再軍備こそ最重要問題で、年金制度の破綻などは二次的だというのなら、読売の社説は、やらずぼったくり国家を正当化することになる。
どうやら夜警国家論に親和的なようだが、これでは夜盗国家である。