被害妄想=自意識過剰

「コーラ」の新しい号(Web評論誌「コーラ」03号)が出ている。
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/index.html
以前に私の駄文を載せていただいたコーナーに今回掲載されているのは、清末愛砂さんの「語りが伝える不正義に向き合う」(http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/rinri-3.html)。
前回は野崎泰伸さんだった(http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/rinri-2.html)。
ぜんぜん売れずに廃業した元怪談ライターの妄言の後に、目下売り出し中の気鋭の研究者の清新な論考が続くのは、呆け中年のアホらしい繰り言の後始末を、若くて頭のいい方々にさせてしまっているようで、なんとも気恥ずかしい。
それどころか、書き損じの書評まがいで記念すべき創刊号を汚してしまったようで、穴があったら入りたくなる。
ん?もしかすると、それが黒猫編集長のねらいか?
きっとそうだ!これは「コーラ」の面汚し(=私)を無限に恥じ入らせるための策略なんだ!
その証拠に、これ見よがしに美馬達哉氏の「グローバリゼーションと身体のテクノロジー」まで載せている(http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/t-mima.html)。
以前、私が載せていただいた書評もどきは、自分は専門家ではないから、としょっぱなから逃げをうっている。それに対して、美馬氏のご専門は医学なのに、専門領域を越えて幅広く現代の問題を論じておられる。つまり、「専門家ではないから」という言い訳は通用せんのだ、と追い打ちをかけているわけだ。
恐るべし、黒猫編集長。
次号ではどのような呆け中年攻撃が繰り出されるのか、戦々兢々である。
来るなら来い、当方に応戦の準備は…、ない。トホホ。