半地下になっているお店にはいる。
通路をはさんで左右に掘りごたつのように低くなった席がある。
店内の装飾から、このあいだ行った中華料理屋のように見えるが、白衣を着たお姉さんが出てくる。
どうやら病院か美容院のようだ、似ているけれどどっちだろう?(と夢の中で考えている)
靴がきついので脱ぐと、左足の裏にびっしりとキノコが生えている。
かたちは大きめのシメジに似て、色はナメコのような黄色。マタンゴを思い出す。
白衣のお姉さんが「これがあるから歩きにくいんですね」と言って、薬だかオイルだかを塗ってくれる。
「外で直射日光にあててください」と言われる。
表に出ると荒れはてた野原で、崩れかけた壁に蔦草が這っている。
その壁に背をもたれかけて、足の裏に日の光を浴びせようと、片足を持ち上げようとしたところで目が覚めた。
やはり、痛風が気になっているのだろう。