筥崎宮の放生会

この週末は、入院した義父を見舞いに、福岡にある妻の実家に行っていた。
夕方、筥崎宮箱崎宮)で「ほうじょうや」があるから行っておいでと言われて、妻の案内で出かけた。「ほうじょうや」とはなんのことだろうと思っていたら「放生会」のことだった。
放生会」はふつう「ほうじょうえ」と読むが、福岡の人は「ほうじょうや」と発音している。実際、現地で掲示されていた看板などにも「ほうじょうや」とフリガナが振られていた。
盛大なお祭りで、参道には夜店がズラリと並び、博多チャンポンという看板が出ているから、長崎チャンポンのようなラーメンのたぐいかと思ったら、江戸ではビードロとかぽっぺんと呼んでいたガラス細工のオモチャだったりしたのも観光客には珍しく感じられた。
また、三叉の鉾に天狗に似た面をあわせた火玉・水玉というものがあって目についた。
義父には末社として祀られている池島神社の草鞋のお守りを買って帰った。
他に、葉付きの生姜が縁起物のようだったので、それもお土産にした。


筥崎宮」と書くのが本来らしいので修正した。