宗教

筥崎宮の放生会

この週末は、入院した義父を見舞いに、福岡にある妻の実家に行っていた。 夕方、筥崎宮(箱崎宮)で「ほうじょうや」があるから行っておいでと言われて、妻の案内で出かけた。「ほうじょうや」とはなんのことだろうと思っていたら「放生会」のことだった。

羊頭狗肉

「羊頭狗肉」の語源を調べたら、思わぬものが出てきた。

念仏者九条の会

知りあいのご住職からご案内をいただきました。 私は、この日、どうしても抜けられない用事があるので出席できませんが、少しでも宣伝になればと思って貼り付けます。 http://www18.ocn.ne.jp/~hongan9/MyPage/menu0.html 第3回東京集会の御案内日時 4月1…

信仰はないけれど

実は秘かに『イエスという経験』を読んでいる。イエスという経験作者: 大貫隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/10/25メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る別に隠すようなことではないけれども、僕はクリスチャンの家庭に…

ちょっと忘れないように書き留めておこうかと思う。 半月ほど前、富士山方面に家族旅行に行った折のこと。 冒険好きな幼い姪っ子のリクエストに応えて、胎内洞窟というところに行った。 神社になっているが、拝殿手前には金剛界大日如来の石仏があり、洞窟の…

初詣

例年通り、高尾山と深大寺に初詣に行ってきました。 高尾山は真言宗、深大寺は天台宗の名刹ですが、それぞれの教義にひかれてということではありません。 だから初詣は信仰心によるというより、年中行事を楽しみに行くという感覚です。 それでも高尾山と深大…

柳川の道了尊

忘れないうちにメモ。 とんぼ返りだったが、この土日に福岡の妻の実家に行ってきた。 柳川にある老舗のウナギ屋に連れて行ってもらったのだが、ついでに立ち寄った三柱神社(義父母は「じんしゃ」と発音する)で面白いものを見つけた。 拝殿の脇に社が二つあ…

市川白玄

市川白玄老師は臨済僧だったか。 http://www.ocv.ne.jp/~kameda/shirani_ichikawa.html 著作集は法蔵館か、春秋社と思い込んでいたので、道理でいくら探しても見つからない。 邪見に執着して迷惑していたわけだ。

四弘誓願

仏教諸宗派で唱える「四弘誓願」というものがある。 宗派によって少し違いはあるが、例えば以下のようなもの。 衆生無辺誓願度 煩悩無数誓願断 法門無尽誓願知 仏道無上誓願成 この文言の出典が気になって困っていた。 「法華経 従地涌出品 第十五」に登場す…

佐藤弘夫『神国日本 (ちくま新書)』ちくま新書

宗教史の視点から、主に中世の神国思想の成立と変遷を叙述した好著。随所に創見が散りばめられており、読んでいてあきない。 鎌倉仏教といえば私には高校日本史で教わったイメージが強いが、著者によれば、それもかなり修正が必要なようだ。面白かったところ…

立川武蔵『日本仏教の思想 (講談社現代新書)』で仏教史のおさらい。

高橋哲哉著『国家と犠牲』

ベストセラーとなった『靖国問題 (ちくま新書)』の続編という性格(本書の一、二章は前著の発展的要約)もあるが、靖国神社という一宗教法人をめぐる問題に集中して論じた前著から一転して、海外のケースについても触れるなど議論の幅を広げ、さらなる新境地…

国家神道は幻想か4幻想説の帰結

こういうのはやはり一気にやらないと。 屁理屈に飛躍があったらそれは熱のせいです。

国家神道は幻想か3新田説の特徴

新田均『「現人神」「国家神道」という幻想』における「国家神道」幻想説を検討する。

国家神道は幻想か2葦津、阪本説の検討

熱が出て出社できなかったので、国家神道論の続きを整理してみました。

国家神道は幻想か1

以下は一昨年に、ある内輪の研究会で口頭発表したもの。4回に分けて掲載します。レジメを大急ぎで整理しただけなので、読みにくい点はご容赦下さい。

死者を冒涜するいくつかの方法4

前に取り上げた田中丸の試みとは別の道筋で戦死者の慰霊について考察した成果もある。

死者を冒涜するいくつかの方法3

非業の死を遂げた死霊を御霊と呼び、御霊を祀りその祟りを鎮めようとする信仰を御霊信仰と呼ぶ。

死者を冒涜するいくつかの方法1

世の中には怖いもの知らずがいるものだ。