ご案内

下記のような催しがある。幹事さんからの連絡に「友人・知人に広くお知らせしていただければ幸い」とあったので、ここに掲載してもよいだろうと思って貼り付けておく。

昭和イデオロギー研究会にて、劉暁波氏のノーベル平和授賞式に当たって、下記の特別講座を開催いたします。
今後の日中関係を考える上で、重要なヒントがあるはずです。
どうかご参加くださいませ。

昭和イデオロギー研究会・第3期・「中国論を読む」
 第7回 12月11日(土)13:00−16:10 
     
 ノーベル平和賞授賞式に当たって
  特別講座・「劉暁波が提起する問題とは何か」
  ――『天安門事件から「08憲章」へ』を再読する  子安宣邦
  報告・軍事経済大国・中国――インターネット権威主義と「可能性としてのアジア」 高橋琢磨(明治学院大) 

会場:早稲田大学早稲田キャンパス14号館6階604教室

http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

会費:500円

劉暁波氏の情報については、下記のアドレスを参照してください。

http://homepage1.nifty.com/koyasu/remark.html

追記「虚構新聞」?

読売新聞である。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101209-OYT1T00101.htm?from=main3

ロイター通信などは8日、中国の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞式を10日に控え、中国が「孔子平和賞」を設立、9日に初めての賞を台湾の連戦・国民党名誉主席に授与することを決めた、と報じた。
 劉氏へのノーベル平和賞授賞を巡り、猛反発する中国が、新たな対抗措置として打ち出した可能性がある。

こんなニュースがあったので上記催し物案内の話のマクラに使ったのだが、かなり眉唾な話らしい。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1209&f=national_1209_097.shtml

中国紙「国際財経時報」などによると、中国政府・文化部の関係者が、中国政府が民間と協同で孔子平和賞を設立するとの報道を否定した。「仮に、公的な孔子平和賞を作るとしても、さまざまな方面を考慮せねばならず、軽率なことはできない」と述べた。
 「孔子平和賞」は、チューリッヒ州立銀行北京駐在員事務所の劉志勤首席代表が11月に提案。「政府も関与し、台湾の連戦国民党元主席に授与する」、「授賞式はノーベル平和賞授賞式の直前」などの報道が相次いだ。
 文化部関係者は「中国政府がものごとを行う時には、慎重にさまざまな要因を考える。仮に孔子平和賞を作るとしても、軽率なことはできない。まして、連戦氏は大陸でも台湾でも知名度が高く、各界から尊敬されている人物だ。臨時措置のような方法で、“平和賞”を贈るようなことはありえない」と述べた。
 民間で「孔子平和賞」を創設することについては触れなかったが、一連の報道に対しては「ドタバタ劇のようにも見える」と述べた。

面白いニュースには要注意ということか。
虚構新聞」刊行が楽しみ。