皿うどん、レタスとチャーシューの和え物、冷やっこ。
疲れて先に寝ていたら、けたたましい笑い声がして目が覚めた。妻が「タモリ倶楽部」を視て笑っていた。特集はウナギの蒲焼に似たものを別の素材で作るというもの。
中華料理の精進料理を思い出した。台湾素食と言ったか、何年か前、痛風がひどくて肉断ちしていた私のために、妻が立川の駅ビルにあった専門店に連れて行ってくれた。
確か、「攻殻機動隊」にもこれをとりあげたエピソードがあったと思う。
すごい工夫だなとは思うけれども、そんなに美味しいものではない。いや、料理自体が美味しくないわけではないのだけれども、それが似せている肉料理の味と比較してしまうと、やっぱり違うなと感じてしまう。
それでもこういう料理の需要があるというのは…、とトグサが何か言っていたような気がする、記憶があるからなのだろう。
ウナギは妻の好物だ。