アデル

昨日、妻の留守中にこっそり視たアニメを返却してきたら、入れ違いに妻が映画を借りてきたので一緒に見た。
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ベッソン監督の娯楽映画。「フィフス・エレメント」にはがっかりしたが、これは面白かった。恐竜とかミイラとかタイタニック号とか、最近のアメリカ映画のパロディかと思ったが、フレンチ・コミックが原作らしい。
1911年というとベルクソンの全盛期、作中「死後に生はあるか」が話題になるのもなるほどという感じ。大統領が事件が起こると「無政府主義者の仕業か」と騒ぐのもソレルらが活躍した時代だからか。もっとも、ストーリーは難しい話ではなく、肩の凝らない冒険物語で、セットや特撮はチープだが、演出であきさせない。