本も読めない毎日

入院中の老父は、あと一週間が峠ですと医師におどかされてから一カ月、幸いに少し持ち直したが、あいかわらず寝たきり。声をかけると目を覚ますが、話がわかるまでにかなり時間がかかる。時間はかかるが、ぼんやりとながら何を言っているかはわかるらしくうなずいたり首を横にふったりする。
私は老母の世話と、遅れに遅れた仕事のつじつま合わせでくたくた。妻に助けてもらって何とか乗り切りたい花粉の季節。
嗚呼、ろくに本も読めない毎日。
自分の老後にも備えはないので、せいぜい唯一の次世代親族である姪に迷惑をかけないようにしたい。
特に書くこともないのだが、とりあえず更新。