止まるを知る

『大学』冒頭の一節より。

止まるを知ってのち定まるあり、定まってのちよく静かに、静かにしてのちよく安く、安くしてのちよく慮り、慮りてのちよく得。

この「止まるを知る」とはどういうことか、が宿題。
もちろん、この前には「大学の道は、明徳を明らかにするにあり、民を親たにするにあり、至善に止まるにあり。」とあるので、至高の善を知ることであるのだが、それではダメらしい。
日頃、次善に止まるをよしとすることの多い私には荷の重い話。