ハウス

佐伯日菜子エコエコアザラクが見たくてレンタルショップによったものの見当たらず、代わりに子どもの頃に見たかったけれども見られなかったことを思い出して、レンタルDVDで視聴。

HOUSE [DVD]

HOUSE [DVD]

池上季実子大場久美子が可愛い。
附録に大林宣彦監督が撮影当時の思い出話をしているインタビュー映像がついていて、なぜこの映画を知っていたか思い出した。当時「少年マガジン」で特集を組んだのを読んでいたのだった。
それはともかく、日曜日をつぶしてもなかなかすすまない仕事の気分転換のつもりだったのに、なんとも気色の悪い映画だった。
気色が悪いといっても嫌悪感というわけではなく、何と言ったらよいのだか、妙に頭に残る…、香料と調味料のバランスが狂ったケーキをたらふく食べた感じといえばいいか。
お話自体は単純で、一言でいえば化け物屋敷。その妖怪変化の有り様たるや、もう「伝統的」と言いたくなるほど典型的なお化け屋敷である。
それがバタ臭い演出と映像で描かれるものだから、なんだか変な気分になるのだろう。
いや、バタ臭いではすまないシュールな感じすらする。なんだろう?この変な感じは。一言で言えば、ドクターペッパー