ヱヴァ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、かなりの力作のようだが、いまは映画館に行っても満員だろうから、空き始めた頃合いを見計らって行こうとしばらく我慢している。けれども、観てきた方のブログを拝見すると、もう一度観に行くという方も多いようで、いつ頃になったら見頃になるのかわからないのが悩ましいところ。
ヱヴァといえば、こんな報道があった。

話題作『ヱヴァ』、スクリーン切り裂かれる
 28日午後、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の上映中、興奮した一部の観客がスクリーンをカッターナイフのようなもので切り裂く事件があった。通報を受けた警視庁は現場にいた男女3人を威力業務妨害の疑いで逮捕した。当時劇場内は満員だったが、ケガ人はいなかった。

 調べによると、事件があったのは午後2時ごろ。映画の上映開始約40分後、一人の女性(28)が突如大声を上げて持っていたカッターナイフのような刃物でスクリーンを切り裂いた。さらに男性2人がそれに引き続いてスクリーンに走り寄り、そのうち一人は持っていた「ペプシしそ」を投げつけた。

 映写室の係員が異常に気づいたため、フィルムの上映をストップ。満員だった劇場内は一時騒然となったが、3人はまもなく通報を受けた警官に取り押さえられた。逮捕当時、この女性は赤い色の全身スーツを身につけていたことから、いわゆる「コスプレイヤー(アニメなどのキャラクターと同じ衣装を着る人々)」と見られる。

 逮捕された女性は調べに対し「私の大好きなアスカがあんな目に遭ったことにショックを受け、居ても立ってもいられなくなった。そこから先は何も覚えていない。」と供述。また同じく逮捕された男性の一人(36)も「拙者のアスカに対する気持ちが踏みにじられた。」と興奮して話している。さらにもう一人の男性(22)は「映画の出来より、『ペプシしそ』のまずさに腹が立った」と供述している。

 事件当時同じ劇場内にいた男性は「最後までちゃんと見ていればこんなことにならなかったのに」と話した。また『ヱヴァンゲリヲン』の広報担当者は「10年前の前作と異なり、今回の『ヱヴァ』はよりエンターテインメント性を高めた作品。今回の件に懲りず、いつまでも絶えることなく友達でいてほしい」と語った。

http://kyoko-np.net/2009062901.html
『ヱヴァ』には熱狂的なファンが多いからさもありなんと思って、こんなことがあったそうだよ、と妻に読み聞かせてしまった。
新聞記事にしては場所が特定されていないのでおかしいなとは思ったのだが。
「どこで?」と聞かれて、「ン…、警視庁とあるから都内だろうね」と答えたりした。

虚構新聞というネタだった。
「そんなに気になるんなら早く観てらっしゃい」と妻に呆れられた。