他人の言葉だが

市野川容孝『社会』はこのあいだ読んだばっかりだったので、びっくりしながら読んだ以下の訂正記事。
http://d.hatena.ne.jp/Ichinokawa/20061120
私はベンヤミン解釈上の問題として、つまり『暴力批判論』における「神的」・「神話的」という言葉の問題としてしかとらえなかったが、黒猫房主さんは教育基本法改悪問題に示唆的な文章を抜き出している。
http://d.hatena.ne.jp/kuronekobousyu/20061121/1164076813
市野川氏の言う「「議会主義」の限界と欠陥」に思いをはせるとき、「──私たちは今、一体、何を考えるべきなのか?」は私にとって一面識もない市野川氏の言葉だが、他人の言葉とは思えないほど、いまの気分に一致する。