悪口

新刊書の悪口は滅多に言わないようにしているのだが…。

古代中国の虚像と実像 (講談社現代新書)

古代中国の虚像と実像 (講談社現代新書)

主に司馬遷史記』を攻撃して曰く、証拠がない、記述に矛盾があるetc。
ああそうですか、だからなんですか、と鼻白む「常識」のオンパレード。
言うところの「矛盾」や「虚像」ですら、『史記』がなければ議論もできないことではないか。
今年、買って損した本の代表選手。