たぶん浅草

明け方、久しぶり昨夏死んだ旧友の夢を見た。
学園祭だか、遊園地だか、なにかのイベントだかわからないが、出店でにぎやかな場所を歩いている。たぶん浅草だろう。
彼女が次の予定があるというので駅まで送っていく。
駅前のオープンカフェで誰かが待っていて、その人物が「もういいのか」と尋ねる。彼女は「だいじょぶだいじょぶ」と早口で答えて僕に同意を求めるので、僕もうなずいて見送る。
目が覚めた後、何故だか引きとめればよかったと後悔しなかった。