クリスマスイブのごちそう

昨日は妻からのプレゼントを老母に届けに行ったついでに、この夏以来、認知症の父の介護でくたびれ果てていた母にクリスマスの雰囲気を味わってもらおうと、実家近所の大型ショッピングセンターに連れて行き、ケーキやオードブルセット、父へのプレゼントなどの買い物をした。
母は足が弱いので、広い店内を歩き回るうちに疲れてしまって、フードコートで休ませようとしたが満席。困ったなあと思っていたら、子連れの若いお母さんが席をずらして座らせてくれた。有り難かった。
実家に戻って、夕食の支度をして母に食べさせてから自宅に戻ると、例年通り、妻が男の手料理をふるまってくれた。

ローストチキン(ピラフ詰め)、クラムチャウダー、サラダ(キャベツ・リンゴ・オリーブの実)、パン。
この他に、妻が「ヴァン・ショ」と呼ぶシナモンで香りづけした赤ワインを温めてオレンジを漬けた飲み物も出た。
例年、妻の男の手料理は高くつくとぼやいてきたが、今日は老母とスーパーに買い物に行き、クリスマスのごちそうを出来あいの総菜でそろえるといくらくらいかかるか、よくわかったので撤回する。
妻の作るクリスマスのごちそうは、ボリュームを考えればたいそう安くつく。来年もお願いします。