諸星大二郎『燕見鬼』

昨日はあまりに退屈な日曜日だったので、散歩のついでに諸星大二郎『燕見鬼』を買った。
あの可愛い阿鬼ちゃんが立派な青年に育って、育ての親の五行先生もさぞやご自慢のことでしょう。それにしても五行先生も老けたなあ。

諸怪志異 4 燕見鬼 (4) (アクションコミックス)

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巻末の二編、『孔子家語』に出てくる墳羊のエピソードに想を得たものと、『牡丹灯籠』ものにまだ子供の阿鬼ちゃんが出てくる。『牡丹灯籠』ものに出てくる金蓮が『沈夫人の料理人』の愛蓮になんとなく似ているように見えるのは気のせいか。
沈夫人の料理人 3 (ビッグコミックス)

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面白かったけれども、憂さ晴らしにはまだ足らぬ。
ストレスのせいかつい過食気味。100kgも夢ではない。