マンガ

藤田和日郎『双亡亭壊すべし』3巻

双亡亭壊すべし(3) (少年サンデーコミックス)作者: 藤田和日郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/02/03メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る

よしながふみ『大奥』の13巻と14巻

老人を二人抱えて、仕事もしなければ立ち行かないうえ、(比喩ではなく)胃が痛いので、難しい本は読めない。書店に立ち寄って手にしたのは、よしながふみ『大奥』の13巻と14巻。将軍・家定と篤姫のストーリー。これを寝る前に繰り返し読んでいる。 ところで…

大日本天狗党絵詞

先だって、よりにもよって吹けば飛ぶような零細編プロの我が社に、就活の参考にしたいと学生さんが来ていた。 採用の予定はないし、そもそも人を雇った経験がないのでどうしようかとあわてたが、世話になっている人の紹介なので無下にもできず、零細企業の日…

黒博物館の新作

『黒博物館ゴーストアンドレディ』(上・下)を読んだ。 期待にたがわずたいへん面白かった。 幽霊が主人公なのはもちろん、大好きなシェイクスピアのセリフが頻繁に引かれるのも気分がよい。 それにしても、ナイチンゲール女史って偉い人だったんだな、と作…

筒井哲也「有害都市」

「ヤングジャンプ」誌の今週号に掲載されていた読み切り作品。 新人漫画家がホラーストーリーの企画を持ち込んで連載が決まるが、その後に現実に起きた犯罪事件を連想させる(かもしれない)ということが問題視されて描き直しを余儀なくされる。世間体を気に…

マギ

人に薦められて読み始めたらたいそう面白い。マギ 1 (少年サンデーコミックス)作者: 大高忍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/12/18メディア: コミック購入: 6人 クリック: 179回この商品を含むブログ (88件) を見るアラビアンナイトの世界を背景にしたフ…

大奥第八巻

久しぶりに堪能。大奥 8 (ジェッツコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2012/09/28メディア: コミック購入: 7人 クリック: 185回この商品を含むブログ (73件) を見る家重公に泣かされた。 途中から、「美味しんぼ」風味のエピソー…

今週の「キングダム」

今週は休載。 戦闘シーンが大がかりになってから、ちょっとつまらなくなった。 不満はいろいろあるが、いちばんむかつくのは春申君。 なんで春申君がイケメンで、呂不韋は強欲親父なんだよ! あの二人は同世代だぞ(たぶん)。それに春申君だって結構えげつ…

『大奥』第七巻

映画は観そびれたままだったが、新刊が出ていたので買った。大奥 7 (ジェッツコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2011/06/28メディア: コミック購入: 11人 クリック: 399回この商品を含むブログ (116件) を見る江島生島事件のエピ…

むむむ、三コマか四コマか…

この間、「キングダム」で長々描いていた戦闘シーンは横山「史記」なら三コマ分、という名言を某所で見かけて思わず膝を打った、と書いたが、考えてみると四コマは必要かもしれない。 司馬遷の『史記〈1〉本紀 (ちくま学芸文庫)』では蒙驁の事績として、ちく…

しょおおおお!!!

今日はずいぶん歩いたなあ。立川からモノレールに乗って多摩センターへ。京王線で取って返して新宿まで。あっちこっちで途中下車して、見た目はブラリ多摩の旅だけれども、お仕事なのでもうクタクタだ。 電車に乗っている時間が長いので車中のお供にと買った…

今週の「キングダム」

いよいよ感動の最終回。今週号は永久保存だな「B型H系」。 「キングダム」は、廉頗のセリフがすべてを物語っている。 儂らの負けじゃ ダラダラ続いた廉頗編、主人公・信の新たなライバルたちの紹介ということのほかは王騎編の反復にすぎず、流れも予想の範囲…

今週の「キングダム」

今週の名セリフ。 この子… ここまで情けない事をなんて真っ直ぐな目で… 「乙女のホゾシタ」より。 いよいよ来週で最終回かあ。実質上のクライマックスからずいぶんひっぱったものなあ、「B型H系」。 「キングダム」は、主人公を成長させるための時間稼ぎでも…

今週の「キングダム」

大事なことを書き忘れていた。 先週号の予告通り、凄腕の剣客・羌瘣が実は女性だったことが明らかにされたのだが、衝撃の真実の割には、ドラマとしては今ひとつ盛り上がりに欠ける。 どうも消化不良だなあと思っていたら…。 そうだったのか! 『ノノノノ』最…

今週の「キングダム」

『エヴァ』のヤシマ作戦の回を思い出した。 羌瘣が綾波レイ。 信「笑えばいいと思うよ」 羌瘣「離せ…バカが移る」

今週の「キングダム」

王翦登場。『孫子』の解説つき。 『孫子』九地篇より。 壁が連想したのは、以下のところだろう。 由りて入るところのもの隘く、従りて帰るところのもの迂にして、かれ寡にしてもってわれの衆を撃つべきものを囲地となす。 だから、地の利に乗じて敵将を討て…

大奥

電車の車内広告で、実写映画で徳川吉宗を演じる柴咲コウのそっくりぶりに驚いてついつい購入。上様っ!大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2010/08/28メディア: コミック購入: 9人 クリック: 455回この商品を…

今週の「キングダム」

妖怪もの、今回はちゃんと妖怪なので合格。 家族もの、「俺の空」? 「栄光なき天才たち」!久しぶりだなあ。 「キングダム」は久しぶりに壁が出てきてよかったけれど、今回の王翦といい、呂不韋といい、僕の好きな「史記」キャラは悪役扱いばっかり。

今週の「キングダム」

夜行さん、かっこいいなあ。ああいう大人になりたい。美味しいコーヒーを淹れる練習をしよう。 「B型H系」、このネタで何回引っ張るんだろう。ハッピーエンド=最終回だろうから、そうは問屋がおろさないだろうな。 「キングダム」は単行本とは別売の総集編…

今週の「キングダム」

「デリバリーシンデレラ」のレンさん格好いい! つまり、風俗業界を舞台にしたビジネスマンガなわけね、わかってたけど。 で、今週の「キングダム」は…、もう戦闘シーン飽きた。当分この展開なのかな。それなら単行本を待とうかな。

今週の「キングダム」

あらら、「カッパの飼い方」が終わっちゃった。けっこう好きだったのに。 新連載の妖怪もの、二口女は憑き物じゃないぞ。なんでも霊に原因を求めるな。もうがっかり。 で、今週の「キングダム」、それは来週のためにある。

今週の「キングダム」

あれ?「ヤナガオート」終わっちゃったのかぁ、最終回読みそこねた。「B型H系」も最終回間近の展開じゃないか。 今週は桓騎のヒールぶり。来週は王翦の活躍かな。戦闘シーンが続くと退屈。 それにしても、新連載の妖怪もの、石燕がモデルらしいけれど、せ…

今週の「キングダム」

白老の檄、危ういなあ。 言っていることは『孫子』と趣旨はそう違わない。 負けなければ勝ちである。 孫子曰く、およそ兵を用うるの法は、国を全うするを上となし、国を破るはこれに次ぐ。軍を全うするを上となし、軍を破るはこれに次ぐ。旅を全うするを上と…

今週の「キングダム」

軍略家の爺さんが「戦が勢いだけで上手くいくと思ったら大間違いじゃ」と言っているが、このセリフが大間違い。 知謀をめぐらし形勢ともに有利な状況に持ち込んで戦ったのは爺さんの方(「善く戦う者は、これを勢に求めて、人に責めず」)。 勢のない状況で…

今週の「キングダム」

偶然とは面白いもので、この漫画、今週は「勢」と「賢智」の対立を描いている。 表面上は、主人公・信が「勢」で、敵将・玄峰が「賢智」の側にあるように見えるが、実際には戦いに有利な勢位を占めているのは知将・玄峰で、勇気・武力など個人の優れた資質に…

今週の「キングダム」

先週のちょうど今ごろのこと。 今週は「B型H系」に食われたな。さすが金城のお嬢様「すげェ破壊力だ」。 こう書いたところで、実家から母倒れるの第一報が。

今週の「キングダム」

巻頭の「タエちゃァあァアアァ」「ケイちゃァアアあアあアあア」がド迫力で、戦闘シーンがかすんだ。 今週の一言「大技の直後は必ずスキが生じるって」 これも「タエちゃァァああァンッ」の前ではかすむなあ。

今週の「キングダム」

今週は休刊。 T_Sさんが次のような疑問を呈しておられた。 http://d.hatena.ne.jp/T_S/20100429/1272469508 秦の始皇帝の統一直後、朝廷では始皇帝の諸子を遠方の各地に王として封建すべしという議論があった。 この論は丞相以下群臣のほぼ総意であったとい…

今週の「キングダム」

一コマ目で空を飛んでいるアレ、なんだったっけ? 『山海経』に出てくるやつかな。それとも、秦の神様、コウボウって言ったっけ? 『墨子』だったかな、忘れちゃった。 王翦の野望はクライマックスへの伏線か、なるほど。 「殿 白亀西です」には吹いた。 廉…

今週の「キングダム」

おっ、「ヤナガオート」のオヤジが学校の先生をやってると思ったら別の漫画だった。 「カイチュー!」も「モートリ」も打ち切りか。なんだか私が面白そうだと思った作品に限って連載が続かないのは淋しい。この雑誌の主たる読者層と好みが違うのだろうか。 …