ぬいぐるみ好き

ぬいぐるみと暮らすことはそんなにおかしなことだろうか?
最近立て続けにぬいぐるみ関連の記事を見た。
「男性の4割、「ぬいぐるみ」を身近に」
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/oricon-20110222-1001796/1.htm

「女性や子どものもの」というイメージが強いぬいぐるみだが、男性の39.5%が会社や家などの身近な場所にぬいぐるみを置いていることが、花王が22日に発表した調査でわかった。ぬいぐるみを身近な場所に置いていると答えた女性は51.5%で、男女差は12%だった。

 漫画やアニメ、アミューズメントパークのほか、現在すっかりお馴染みになった全国各地の“ゆるキャラ”の効果なのか、「好きなキャラクターがいる」と答えた男性は78.0%、女性は87.7%。こちらも男女差は10%程度で、“ぬいぐるみ好き”“キャラクター好き”は性別を問わないことが垣間見える結果となった。

当たり前すぎてニュース価値がないじゃないかと思った。
次は海外のニュース。
「「ドラえもん」の葬儀がタイで行われた」
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/yucasee-20110224-6772/1.htm

 報道によると、ドラえもん好きの女性が、タイの寺院で葬儀。ドラえもんのぬいぐるみを棺桶に入れて、僧侶もお経をあげたのだという。

 ぬいぐるみの「死」をどういう基準で判断するのか不明だが、女性は夢の中に、このぬいぐるみが現れて「亡くなったら葬儀をあげてほしい」というメッセージを残したのだという。

 だからと言って、本当に葬儀を行うことは不可解だが、この女性はぬいぐるみに人間と同様に義務教育を受けさせようとして、幼稚園や小学校に入れさせようとしたり、溺愛ぶりは度を過ぎていたという。

この女性のどこがおかしいのだろう。
日本でも人形供養という行事がある。
魂が宿らないようでは人形として不出来だったということになる。
「溺愛ぶりは度を過ぎていた」というが、愛するものにできる限りのことをしてやりたいと思うのは自然な人情である。
もっとも、教育基本法が改悪された現在、私はうちの子に義務教育を受けさせようとは思っていない。
写真は、妻の誕生日の食卓でケーキが切り分けられるのを待っているうちの子。

来月はこの子の誕生日だ。