人が死ぬ夢

最近、人が死ぬ夢ばかり立て続けに見て、ちょっとめげていた。はっきり覚えているのは、突然、そばにいた人がぶっ倒れて自分の肩にバンと当たったので抱きとめると、小学校の同級生だったNさん、すぐに死んでいるのがわかる。後ろを振り返ると、二番目の勤め先の後輩と、高校の同窓生だったTさんがいて、僕は「悪いけれどつきあって」と声をかけ、ワンボックスにみんなを乗せて葬儀会場に行く。会場は広いホールで、焼香ではなく献花式。順番に祭壇に献花していると、それまで下りていた正面ステージの緞帳がパッとあいて、亡くなった人のお父さんらしき人が立っている。近頃の葬式はこんな演出をするのか、と思ったところで目が覚めた。不思議なのは、登場した人がほとんど話したことのない人ばかりだということ。うち一人は名前も思い出せない。
こんな調子の夢が三日四日続くと、さすがに薄気味悪く感じる。このところニュースで人が死ぬ話ばかりやっているからだとも思うけれども、実はそんなに熱心にニュースを見ていない。
ついでに、最近買ったばかりの本が見つからなくなって、これも嫌な感じ。
…と書きつけて、念のためもう一度かばんの中を探ったら、あった。ずっと持ち歩いていたのか。