2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

地震

いま、地震がありました。かなり大きくゆれました。 ラジオによると東北地方で震度6だそうです。 秋田県に親戚がいるので心配。

子どもって

昨夜、ほぼ同世代の仕事仲間に一回り年下の方を加えて会議の後、飲み屋に行った。その席で若い友人からバブル直前くらいの世相について尋ねられて、「ああ、あの頃はね」と口々に語り始めたのだが、どうも互いの話が一致しない。そういう年齢になったという…

観たい映画

一部では不評の「ナントカの夏」と比べると、『妖怪大戦争』はずいぶんと評判がよいらしい。 どちらも観てみたいが当分忙しくて…。結局、こうしてたいていの映画はレンタル・ビデオで観ることになる。そのくせ『呪怨』アメリカ版もまだ観ていない。韓国ホラ…

トラシュマコスの正義

正義とはしょせん勝者が自分の行動を合理化するための言葉でしかないのか、悪とは勝者によって敗者に貼られたレッテルにすぎないのか、というのは、誰でもすぐに思いつきそうな陳腐な問いだが、だからこそ古くから問われ、いまだに決定的な解答が得られてい…

8月6日付日記へいただいたコメントへのお返事

こうの史代『夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)』を読んでの記事にコメントをいただきありがとうございました。

当分は忙しい

午後は遠来の客人と歓談。経済が専門なのに博学な人でポパーが面白いという。 私が学生の頃、ポパー読みと言えば、秀才ぶっている割には頭の固い実証科学至上主義者ばかりだったようなイメージがあったので、豪快な風貌の客人からポパーの名が出るとちょっと…

『荘子』の狂接輿

過日、中国の古典に登場する隠者、狂接輿の歌をうろ覚えに引いた挙げ句、その出典を『荘子』か『論語』かと迷ったすえに『論語』として「『荘子』には孔子を登場させて道家の立場から皮肉る話がいくつも出てくるので、その中の一つだったかも知れないと思っ…

ハッカー宣言

たまには最近の新刊も読んでみようと、新しもの好きの好奇心が湧いて書店の人文書新刊コーナーで見つけた『ハッカー宣言』を購入。 派手な色合いの表紙が気に入った。ハッカー宣言作者: マッケンジー・ワーク,金田智之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: …

夕凪の街 桜の国

かねてより評判を聞き知っていた、こうの史代『夕凪の街 桜の国』を読む。 それも、うっかりして電車の中で読みふけってしまった。 涙が止まらない。 この猛暑の中、中年男の泣き顔はさぞ暑苦しいことだったろう。夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)作…

死者を冒涜するいくつかの方法4

前に取り上げた田中丸の試みとは別の道筋で戦死者の慰霊について考察した成果もある。

吉原の怪談3 吉原の化物

あれこれ読んでみたが、吉原を舞台にした江戸怪談は意外に少ない。 昨日書き留めておいた遣り手の折檻に関連してもう一つ。落とし話のようだが、実話のような印象がある。

遊女ゆかりの寺

ことのついでに書き留めておく。 浄閑寺・荒川区南千住三ノ輪・投込み寺 東禅寺・東浅草二丁目・曹洞宗・本堂正面の地蔵像に吉原遊女の戒名。 春慶院・東禅寺裏・浄土宗・伝万治高尾の墓。 成覚寺・新宿二丁目大宗寺裏・投込み寺・子供合埋碑

吉原の怪談2 中万字屋の幽霊

明和5年〜文政5年ごろの話。太田南畝の見聞記録より。

吉原の怪談

故・杉浦日向子氏を偲んで、吉原の怪談を。